こんにちは、デカフェコーヒーを買っても結局飲むのは普通のコーヒー、クーパーひかるです。
固まったインスタントコーヒーを元のサラサラの状態に戻す方法は4つあります。
- ビンを振ってみる
- 電子レンジで加熱する
- 冷凍庫または冷蔵庫に入れる
- パスタなどの乾麺をビンに入れる
この記事では固まったインスタントコーヒーを元に戻す方法や、固まらないような保存方法などを詳しくご紹介しています。
サラサラに戻す4つの方法 ー インスタントコーヒーが固まるなんて…
固まってしまったインスタントコーヒーをサラサラに戻す4つの方法をご紹介します。
固まってすぐであればより効果的です!
4つの方法はこちらです。
- ビンを振ってみる
- 電子レンジで加熱する
- 冷凍庫または冷蔵庫に入れる
- パスタなどの乾麺をビンに入れる
では一つずつ詳しくご説明します。
ビンを振ってみる ー インスタントコーヒーが固まるなんて…
とりあえずビンを振ってみましょう。
固まったばかりのコーヒーであれば、これでサラサラに戻るはずです。
固まってからしばらくしたものには効果はないようですが、とりあえず振るだけ振ってみましょう!
電子レンジで加熱する ー インスタントコーヒーが固まるなんて…
ビンごと電子レンジで加熱しましょう。
ビンには蓋やラップはせず、そのまま電子レンジに入れます。
30秒~1分くらい加熱すると湿気がとび、塊が解れやすくなります。
冷凍庫または冷蔵庫に入れる ー インスタントコーヒーが固まるなんて…
冷凍庫または冷蔵庫に1晩入れておきましょう。
低温の場所は湿度が低いため、固まったコーヒーもサラサラになることが期待できます。
しかし、冷えたコーヒーを外に出してしまうと、温度差が激しくビンに水滴ができてしまうことがあります。
せっかくサラサラになったコーヒーも再び固くなり、これでは台無しです。
そのため、一度冷凍庫または冷蔵庫に入れたコーヒーは、外で保管せず冷凍庫または冷蔵庫の中で保管しましょう。
パスタなどの乾麺をビンに入れる ー インスタントコーヒーが固まるなんて…
パスタやマカロニなどの乾麺をビンの中に入れます。
コーヒーの湿気を乾麺が吸収し、コーヒーがサラサラになる可能性があります。
いずれの方法でも、固まってからしばらくたったコーヒーには効果が薄いようです。
固まっていることに気付いたら、時間をあけずに以上の4つの方法をすぐに試してみましょう!
飲んでも大丈夫? ー インスタントコーヒーが固まるなんて…
一度固まったインスタントコーヒーは飲んでも大丈夫なのでしょうか?
その答えは以下の2つの状態により違うようです。
- 固まったままの状態(サラサラにならない)
- 塊からサラサラに戻った状態
この疑問に有名コーヒーメーカーのUCCさんが回答してくれています。
それぞれ1つずつみていきましょう。
まずは①についての回答です。
① 固まったままの状態
サラサラにならず固まったままの状態のコーヒーは飲めるのでしょうか?
以下の回答をUCC公式ホームページのお客様窓口ページより引用しました。
以上省略
固まったコーヒー粉は、飲用をおやめください。また、開封後はきっちりとキャップを閉めて冷暗所に保存し、1ヵ月程度をお目安にお召し上がりください。
飲用はしないようにとありますね。
いくら勿体なくとも捨てることをおすすめします。
またお借りした画像を見ても、やはりここまでくると捨てる以外に方法はないでしょう…。
例え飲めても…すすんで飲みたくはないですよね。笑
次は「②塊からサラサラに戻った場合、飲めるのか」についてです。
② 塊からサラサラに戻った状態
一度は固まったものの、サラサラの状態に戻ったコーヒーは飲めるのでしょうか?
UCCさんの回答は以下です。
以上省略
瓶を振ってサラサラした状態に戻ればおいしくお召し上がり頂けますが、振っても元に戻らない場合は、本来の風味をお楽しみいただくことはできません。
サラサラの状態に戻れば飲んでも大丈夫なようです!
ただ、一度は黒く変色して固まったものを飲みたいかと言えば、別の問題なので…笑
最終的にはご自身の判断にお任せます。
コーヒーとして飲まずとも、料理の隠し味として活用できますよ。
勿体ないと思う方は、飲用以外の使い方を考えてもいいかもしれませんね。
簡潔にまとめると以下のようになります。
・固まったままの状態→飲めない
・塊からサラサラに戻った状態→飲める
いくらサラサラの状態に戻っても色合いや風味は劣化しています。
気になるようでしたら、捨ててしまう方が無難かもしれません。
インスタントコーヒーが固まる原因
インスタントコーヒーがビンの中で固まる原因は「湿気」です。
インスタントコーヒーは湿気を吸収しやすい特性があるため、蓋を開けるたびに少しずつ湿気を吸収し、結果としてカチカチに固くなってしまいます。
特に気を付けなければいけないのは、コーヒーの粉をカップに入れるために、スプーンを使う場合です。
しっかり乾燥していない、または水滴がついているスプーンをビンの中に入れることで、コーヒーは湿気を吸収し固くなってしまいます。
スプーンを使う場合は、濡れていないしっかり乾いたものを使いましょう。
以降の章では、湿気を避けコーヒーが固まりにくくなる保存方法をご紹介します。
インスタントコーヒーが固まるのを防ぐ保存方法
ここではインスタントコーヒーが固まらないようにする保存方法を6つご紹介します。
インスタントコーヒーは基本的に「高温多湿を避けた冷暗所」での保管が望ましいとされています。
光に当たると劣化するため、食器棚の中などが最適でしょう。
そして以下の6つの保存方法を実践すれば、コーヒーがより固まりにくくなります。
その6つの保存方法はこちらです。
- ビンの蓋はしっかり閉める
- 密閉性の高い入れ物にする
- 乾燥剤(シリカゲル)を入れる
- 紙ラベルは縁を残しておく
- 乾いたスプーンを使う
- 飲みきれる分だけ用意する
それぞれ一つずつ詳しくご説明します。
① ビンの蓋はしっかり閉める ー インスタントコーヒーが固まる前に
当たり前のことではありますが、コーヒーのビンの蓋はしっかり閉めましょう!
インスタントコーヒー自体、吸湿しやすい特性があります。
少しの隙間からでも湿気を吸収してしまうので、使用毎に蓋がしっかり閉まっているか確認しましょう。
② 密閉性の高い入れ物を選ぶ ー インスタントコーヒーが固まる前
市販のインスタントコーヒーを他の容器へ移し替えたい場合には、密閉性の高い保存容器を選びましょう。
基本的には販売されているビン詰めの状態で問題ないのですが、真空保存容器を使うとさらに鮮度を保てます。
真空保存容器を選ぶ際には、蓋を回すだけで真空になるものが手軽で便利です。
≫真空保存容器とは(楽天市場へ)
③ 乾燥剤(シリカゲル)を入れる ー インスタントコーヒーが固まる前に
乾燥剤(食品用シリカゲル)をビンの中に入れます。
外からの湿気と、ビンの内側の湿気を吸収してくれます。
ある程度の期間使用したら忘れずに交換してください。
交換せずに同じものを使い続けると、十分な脱湿効果が得られません。
お使いのビンの大きさに合わせたサイズのものを選びましょう。
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④ 紙ラベルは全て取らず縁を残しておく ー インスタントコーヒーが固まる前に
インスタントコーヒーのビンは、蓋を開けると紙のラベルが貼られています。
この紙ラベルは全て取らずに、縁の部分を残して切り取りましょう!
それにより蓋との隙間がなくなり、外からの湿気の侵入を防げます。
UCC公式ホームページで詳しく説明されているので以下に引用します。
瓶天面の紙ラベルは、瓶に付いたふちの部分を残して、内側を完全に切り取ってお使いいただくことをおすすめします。このようにすることで、瓶の口が平らになり、瓶とキャップの間に隙間ができず、キャップをぴったりと閉めることができます。瓶のふちに付いている紙ラベルの一部だけを剥がすと、極わずかな隙間ができ、コーヒーの粉が吸湿し、固化や風味の劣化の原因となることがあります。
以前、紙ラベルを残しておくと衛生的に良くないと聞いたので、私は縁の部分も含め全てきれいに剥がして使っていました。
しかし、その場合蓋とビンの間に少しの隙間が出てしまうようですね。
これは多くの方が知らないのではないかと思います!
⑤ 乾いたスプーンを使う ー インスタントコーヒーが固まる前に
コーヒーをカップに入れる際に使うスプーンは乾いたものを使いましょう!
洗いたてで湿り気のあるものや水滴のついているものは避けましょう。
意外に見落としがちなのが、スプーンの柄の部分です。
スプーンのすくう部分は乾いていても柄の部分が濡れていたりする時があります。
使用前にしっかり確認しましょう。
⑥ 飲みきれる分だけ用意する ー インスタントコーヒーが固まる前に
飲みきれる分だけ用意して、コーヒーが固まる前に飲みきってしまいましょう。
確かに大容量の方がお値段はお得です。
しかし、飲み残してコーヒーが固まって最後まで飲めないのでは、元も子もありません。
固まる前に飲みきれる量を購入しましょう。
先ほど引用したUCCの公式サイトには1ヵ月で飲みきるのが目安と書かれていますが、実際には難しい場合もありますよね。
そのような場合は、数週間で飲める量をビンにいれ、それ以外は真空容器に移し替えるとう方法がおすすめですよ。
※冷凍庫や冷蔵庫で保存することはおすすめできません。
外気との温度差で水滴ができてしまいます。
コーヒーがその水滴を吸収しさらに固まることが予測されます。
固まったインスタントコーヒーの捨て方
ここでは固まったインスタントコーヒーの捨て方についてご説明します。
主な捨て方は2つです。
- ビンにお湯を入れてコーヒーを溶かし、液体にしてシンクに流す
- 固まったコーヒーを取り出し燃えるゴミとして捨てる
固まったコーヒーがビンに貼り付き取れない場合は、温かいお湯を入れて溶かしてしまいます。
溶けたコーヒーは台所シンクに流します。
お湯を沸かす手間だけなので簡単ですね。
▲注意▲
熱湯を入れるとビンが割れてしまい危険です!温かいお湯程度にとどめておきましょう!
もし固まったコーヒーをビンから取り出せれば、そのまま燃えるゴミ(生ごみ)として処分してもOK。
大量のコーヒーが固まってお湯でも溶かしきれず、取り出せない場合は、そのまま不燃物として出します。
詳しくは、お住いの地区のゴミの出し方に従ってください。
まとめ:インスタントコーヒーが固まる原因は湿気!保存方法に気を付けて早めに飲みきろう!
久しぶりに飲もうと思ったコーヒーがガチガチに固まっている!
そんな経験は私にもあります。
特に夏場の湿気が多い時期は、すぐに固くなってしまうんですよね~。
美味しいうちに飲みきるのがベストではありますが、そうでない場合はこの記事に書かれている保存方法などを参考にしてもらえたらと思います