紅茶・コーヒー

ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いは作り方と〇〇の量!

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

最近は電子レンジで作るずぼらロイヤルミルクティーにはまっているクーパーひかるです。

この記事は「ミルクティーとロイヤルミルクティーの違い」について詳しく解説しています。

まず、この2つの飲み物の大きな違いは以下の2つです。

  • 作り方
  • 入れる牛乳の量

それぞれの詳しい作り方やカロリーの違い、ミルクティー向けの茶葉もご紹介しています。

違いがわかれば、楽しみ方も変わってくるかもしれません!

ぜひ参考にしてください!

 

 

ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いはコレ!

ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いは作り方と〇〇の量!

 

ミルクティーとロイヤルミルクティーの明らかな違いは以下の2つです。

  • 作り方
  • 入れる牛乳の量

以下にそれぞれの作り方、牛乳の量の違いをまとめました。
(作り方の詳細は、次の章でご紹介します)

【ミルクティー】

●作り方
ティーポットを使いお湯のみで紅茶を抽出し、紅茶をカップに注いでから常温の牛乳を入れる。

●使用する牛乳の量
少量~お好み

【ロイヤルミルクティー】

●作り方
お鍋を使いお湯と牛乳で紅茶を煮出し、茶葉を茶こしでこしながらカップに注ぐ。

●使用する牛乳の量
半分以上~お好み

このように、作り方と入れる牛乳の量に明らかな違いがあります。

 

皆さんもご存じのように、普通のミルクティーを作るのは簡単ですね。

ティーポットを使わずティーバッグを直接カップに入れて作れば、時間も手間もそこまでかかりません。

入れる牛乳の量は人それぞれ違いますが、割合を言えば一般的に紅茶の方が多いのではないかと思います。

 

一方、ロイヤルミルクティーは基本的にお鍋を使って作ります。

以下の章で作り方をご説明しますが、お鍋を使うので手間ですし洗い物も増えるでしょう。笑

入れる牛乳の量は全体の量の半分からそれ以上です。

 

どちらが美味しいかについては、人それぞれ好みが異なるためどちらとも言えません。

一般的には牛乳の割合が少ないミルクティーがあっさりした味、牛乳の量が多いロイヤルミルクティーがこってり濃厚な味とされています。

 

このように、ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いは以下の2つということがわかりました。

  • 作り方
  • 使用する牛乳の量

さて次は実際の作り方をみていきましょう。

まずはミルクティーからです。

 

 

作り方の違い ー ミルクティーとロイヤルミルクティー

ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いは作り方と〇〇の量!

 

ここではミルクティーとロイヤルミルクティーのそれぞれの作り方をみていきます。

名前が違うだけに、その作り方も全く違います。

ではミルクティーの作り方からみていきましょう。

 

ミルクティーの作り方

今回はティーポットを使った本格的なミルクティーの作り方をご紹介します。

以下に手順を解説しています。

  1. くみたての水をしっかり沸騰させましょう。
  2. 茶葉(1人分2~3g)をティーポットに入れます。
  3. ティーポットに沸騰したお湯150~160mlを一杯分として注ぎます。
  4. お湯を注いだら急いでフタをして蒸らしましょう。
    蒸らす時間は茶葉のパッケージを参考にしてください。
    ここでポットの中で茶葉が浮き沈みする「ジャンピング」が起こると、より一層美味しい紅茶になります。
  5. 時間がきたらカップに注ぎます。
  6. 牛乳(常温でなくてもよい)をお好みの量入れて完成です。

ティーバッグを使うと手軽ですが、ティーポットで淹れる紅茶は味と香りの深みが違います。

いつもと違った雰囲気で紅茶を楽しみたい時にはぜひティーポットを使ってみてください。

 

ロイヤルミルクティーの作り方

ロイヤルミルクティーを作る時にはお鍋(手鍋)を使います。

手軽に楽しめる…とは言い難いですが、特別な一時にぜひ試してみてはいかがでしょうか。

  1. 小さめのボールに茶葉を1人分用意します。
  2. 沸騰したお湯を、用意した茶葉がヒタヒタになるまで注ぎ茶葉を開かせます。
  3. 手鍋に水と牛乳を一緒に入れ、沸騰直前まで温めます。
    牛乳は水と同量かそれ以上、お好みの量でOK。
  4. 沸騰直前で火をとめ、十分に開いた茶葉を入れます。
  5. 軽くかき混ぜたらフタをして3~4分ほど蒸らします。
  6. 十分に蒸らしたら、軽くかき混ぜましょう。
  7. 茶こしを使ってカップに注ぎ完成です。

③で入れる牛乳の量がポイントです。

多めに入れることにより濃厚なミルクティー、すなわちロイヤルミルクティーを作ることができます。

手鍋を使ったり茶こしを使ったりとひと手間かかりますが、贅沢な時間を楽しむのにぴったりな飲み物ですよね!

 

ティーバッグを使った手軽で美味しい紅茶の淹れ方は以下の記事でご紹介しています!

紅茶のティーバッグの茶葉は何グラム?湯量は?美味しい紅茶を飲もう!
紅茶のティーバッグの茶葉は何グラム?湯量は?美味しい紅茶を飲もう!この記事では紅茶のティーバッグに入っている茶葉の量についてご説明しています。商品により差はありますが、ティーバッグに入っている茶葉はおおよそ2g。茶葉2gに対するお湯の量はおおよそ150mlです。 記事内では以上のような内容をさらに詳しくご説明しています。...

 

カロリーの違い ー ミルクティーとロイヤルミルクティー

ミルクティーロイヤルミルクティー
砂糖なし砂糖あり砂糖なし砂糖あり
牛乳
(成分無調整・
乳脂肪分3.5%以上)
30ml
(20kcal)
30ml
(20kcal)
100ml
(68kcal)
100ml
(68kcal)
砂糖大さじ1
(35kcal)
大さじ1
(35kcal)
総カロリー20kcal55kcal68kcal103kcal

 

ここではミルクティーとロイヤルミルクティーのカロリーの違いをみていきます。

上の表は以下4つのカロリーを比べたものです。

  • ミルクティー+砂糖なし
  • ミルクティー+砂糖あり
  • ロイヤルミルクティー+砂糖なし
  • ロイヤルミルクティー+砂糖あり

まず紅茶自体のカロリーはゼロと考えます。

その上で入れる牛乳の量と砂糖の有無によるカロリーの違いを比べます。

 

ミルクティーで砂糖を入れない場合、カロリーは20kcalと非常に少なめです。

ダイエット中の方やさっぱりしたミルクティーが好きな方に向いています。

 

一方、ロイヤルミルクティーで砂糖を入れた場合、103kcalと意外に多めです。

牛乳の脂肪分も加わるため甘みがさらに増し、満足感のある1杯になるでしょう。

 

「牛乳たっぷりのロイヤルミルクティーが飲みたいけどカロリーが気になる!」

そんな場合には、低脂肪の牛乳を使うことをおすすめします。

低脂肪牛乳は100mlあたり46 kcal。

若干ではありますが、カロリーダウンが期待できます。

 

このように、入れる牛乳の量と砂糖の量でカロリーにも差があることがわかりました。

その日の気分に合わせて飲み方を変えるのもいいかもしれませんね。

ちなみに、市販されている「午後の紅茶」の「ミルクティー」と「芳醇ロイヤルミルクティー」。

実はカロリーに差はなく両方とも「100mlあたり37kcal」です!

入っている牛乳の量が同じなのでしょうか??

不思議です!笑

カロリーを気にしつつも濃厚なロイヤルミルクティーを楽しみたい方には「午後の紅茶・芳醇ロイヤルミルクティー」をおすすめします。


 

 

 

ミルクティーとロイヤルミルクティーに向いている茶葉

ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いは作り方と〇〇の量!

 

ここではミルクティーとロイヤルミルクティーに向いている茶葉をご紹介します。

作り方や牛乳の量は違いますが、どちらも基本はミルクティー。

より美味しくミルクティーが飲める茶葉をご紹介します。

今回ご紹介するのは以下の2つの茶葉です。

  • アッサム(インド)
  • ディンブラ(スリランカ)

アッサムは特にロイヤルミルクティーを作るのに向いている茶葉です。

甘みとコクがあるので、牛乳を入れることでよりマイルドな深い味に変わります。

ディンブラはストレートでもミルクティーでも飲みやすい茶葉です。

コク・渋み・甘み・香りがバランスよく、ケーキやビスケットなどの食べ物と一緒に楽しめる茶葉です。

どちらも比較的簡単に購入できます。

手軽なティーバッグも販売されていますし、紅茶専門店では常に売られている茶葉です。

ネット通販であれば、それぞれのお店が厳選した茶葉がお手頃価格で入手できます。

 

紅茶初心者の方やとにかくミルクティー好きな方は、この2つの茶葉を選べばまず間違いありません。

 

 

ミルクティーとロイヤルミルクティーの歴史 ー 発祥地に違い

ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いは作り方と〇〇の量!

 

ここではミルクティーとロイヤルミルクティーの歴史をご紹介します。

「紅茶と牛乳を混ぜる」という意味ではとても似た飲み物ですが、この2つの飲み物の歴史には大きな違いがあります。

まずはミルクティーの歴史からご紹介します。

 

ミルクティーの歴史 ー 違いは発祥地

ミルクティーの始まりはユーラシア大陸に住む遊牧民が、中国から入手したお茶に牛や羊のミルクを入れて飲んだことが始まりと言われています。

そしてこの習慣がヨーロッパで始まったのは17世紀以降。

しかし当初は上流階級のみが楽しむものでした。

19世紀になると、一般市民の間でもミルクティーが普通に飲まれるようになります。

現在紅茶の本場といわれるイギリスでは、このころから国民的な飲み物になったようです。

ちなみに「ミルクティー」は和製英語のため欧米では通じません。

英語でミルクティーは「Tea with milk」といいます。

 

ロイヤルミルクティーの歴史 ー 違いは発祥地

続いてはロイヤルミルクティーの歴史です。

実はロイヤルミルクティーは日本発祥の飲み物です。

1965年、現在はティーバッグで有名なリプトンが開発した商品の1つでした。

販売開始から徐々に広まり、現在では日東紅茶、キリン飲料、コカ・コーラ、森永乳業など数多くの飲料メーカーからも同商品名「ロイヤルミルクティー」として販売されています。

ロイヤルミルクティーもまた和製英語です。

ネットなどで見かける英訳に「Stewed tea」とありますが、これも実際には通じません。

ロイヤルミルクティー自体が存在しない欧米では該当する英単語はなく、最も適した言い方として「Tea made with a lot of milk」が考えられます。

ロイヤルミルクティーにまつわる英語に関しては、こちらの記事「ロイヤルミルクティーは和製英語!イギリス在住者が解説する英訳の罠」で詳しく解説しています。

ぜひご覧ください。

 

 

まとめ:ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いを楽しもう!

ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いは作り方と〇〇の量!

 

似ているようで違うミルクティーとロイヤルミルクティー。

その明らかな違いは「作り方」と「入れる牛乳の量」でしたね。

味の違いは、ミルクティーがあっさり、ロイヤルミルクティーがコクがあり濃厚なところです。

アイスとホットでも味の感じ方は違います。

ぜひお気に入りの飲み方を探してみてください!

また、ミルクティーにあう茶葉もぜひ参考にしていただければと思います。

 

▼紅茶関連記事▼

▼実はそれ…英語じゃない!?英語圏で役立つ紅茶に関する英語について▼
ロイヤルミルクティーは和製英語!イギリス在住者が解説する英訳の罠

▼ミルクティーにもロイヤルミルクティーにもビスケットが最高!▼
ダンキングにはリッチティービスケット!【イギリス流】紅茶の飲み方